こんにちは、Reoです。
先日行った「リクエストポケモンバトル」について、全行程が終了しましたので、まとめ記事を認めたいと思います。
「イベント考察編」と「対戦考察編」の2回に分けてお送りします。
本記事は「イベント考察編」と題し、主催としてどのようなことを考えて運営したかについてお話ししていきます。
イベントの発端
友人の結愛 (@primulatelier) と特定の縛りの中でポケモンバトルをやろうという話になり、下記をTwitterに流しました。
【ゆるぼ】
— Reo@YARDS (@reoasxdtmgt) 2021年12月15日
フォロワーさんからリクエストされた「ガラル地方に生息するポケモン」でパーティー組みたいので、イチオシのポケモン教えてください。
・シングル戦想定
・先着10匹から6匹に
・重複はノーカウント
・進化退化アリ
・禁止級伝説と準伝説はナシ
・友人と遊ぶためなので動画は残りません
投稿後、「面白そう」「参加したい」という声をいくつか知り合いのフォロワーさんからいただいたので、友人と遊ぶのとは別にミニイベントのような形で遊ぼう、ということになりました。
企画ルールの意図
先程のツイートと一部重複しますが、制約として、本イベントでは下記のルールを設けました。
企画のユニークな点を除き、ルール全体を通して意識しているのは「手軽さ」です。
自分でポケモンを決めない
特定の縛りの中で構築をする楽しさは、普段であれば触れないものに触れられるところにあると思っています。
今回はその点を際立たせるため、「他人からのリクエストのみ」でポケモンを決めることにしました。このランダム性が今回の企画の肝だと思っています。
また、伝説級ポケモンをなくしたのは、種族値の格差をなくすための措置です。
環境の固定
ポケモンはランクマッチで好成績を獲得することがモチベーションの1つだと思いますが、そのためにはランクマッチの環境考察が不可欠です。
しかし、今回集まってもらった参加者は必ずしも最新の環境を考察しておらず、「ランクマッチはしんどいけど、ポケモンバトルは楽しみたい。」という気持ちの人が多い印象*1でした。
これを解決するためには、ランクマッチ環境を把握しなくても同じ土俵で楽しめることが必要です。そのことから、全員のリクエストポケモンが出揃ってから、つまり、環境の全容を共有してからポケモンを育成してもらうことにしました。
そうすることで考察対象ポケモンが限定されるために参加者の負担が軽減され、「このポケモンはあの人のあのポケモンに当てよう」という駆け引きが生まれやすいと考えました。
一方で、ある程度「何が来るか分からないワクワク感」も残したかったため、各人10匹*2として考察対象を増やしたり、進化前の選択を可能としたりしています。
時間の制約
仕事の繁忙、他にやりたいこと等で時間が取れない人も中にはいます。考察を除き、時間の有無で有利不利が変わることはなくしたいと思いました。
上記の考えから、1種類につき1匹のみ育成するルールを入れています。これは、結果として「型が多いポケモンを挙げてもらった」ことによるアドバンテージの差を小さくすることにも繋がりました。
対戦の様子
こちらの記事では対戦に関しては触れませんが、動画だけ共有しておきます。参加者視点でのお話は次回の「対戦考察編」にてお話ししますので、よろしければそちらをご覧ください。
あくまで仲間内で楽しく遊んでいるだけの動画なので、諸々見づらい点は予めご了承ください。
企画の振り返り
良かった点
多様なポケモンを見ることができた
結果的にどの組み合わせも面白い対戦を見ることができました。事前のメタが有効だったかどうかの読み合いも含めて、興味深いバトルができたと思っています。 「企画ルールの意図」の「自分でポケモンを決めない」や「環境の固定」が功を奏した部分だと思います。
配信により記録を残せた
簡単にではありますが、個人のYouTubeチャンネルで配信を行い、参加者の方の記録用として映像を残すことができたのは良かったと思います。やや無理矢理感は拭えませんでしたが、参加者の方にもカメラにSwitchの画面を映してもらうことで、全試合の記録を残せました。
また配信形式だったため、少数ではありますが視聴者の方にも来ていただけました。ご視聴いただいた方、ありがとうございました。
参加者の方に楽しんでもらえた
何より大事。元は総当たりだけの予定だったのですが、順位決定戦まで行ったり、最後にマルチバトルで対戦したりと非常に面白い時間を過ごせました。
後述する第2回の企画にも参加いただいているので、ここは達成できたかなと思っています。
環境考察配信で参加者以外の方も間接的に参加できる場を提供した
諸々の事情で対戦に参加できなかった方に対して、本企画の環境考察を配信することで、対戦しなくても参加できる場を提供できたのは良かったと思います。
ポケモンで対戦を楽しもうと思えば、どうしても育成に時間が掛かってしまいます*3。
そのためにやらない選択をしている人は少なからずいらっしゃると思います。そのような方も参加できる配信は非常に意義のあるものだったと思います。
改善すべき点
リクエストを集めるのが大変だった
今回のユニークポイントである「他人からのリクエストを集める」という部分のハードルが思った以上に高く、最後の1匹が集まらない……という事態が起こってしまいました。
参加者の方々にとって、ここが1番負担だったかなと反省しています。
また、副次的な現象として、参加者全員が10匹分のリクエストをもらえるタイミングが掴めなかったため、日程調整が大変でした。
リクエストに偏りがあった
参加者の方々それぞれの個性に合わせてリクエストが行われていました。 そのため、今回の企画の性質上仕方なかった部分ではありますが、「いぶし銀なポケモンが10匹集まり、決め手が少ない」「もはや普通にランクマッチに潜れそうなパーティーができる」といった風に、偏りが出てしまいました。
これはこれでメリハリが効いてて面白いと思いつつも、不平等感がここで出てしまうのは、ほんの少しだけ危険なのかもなと感じました。
ただし、あくまで対戦で勝つことが難しいというだけで、リクエストいただいたポケモンに問題があるというわけではありません。今回は特に交流会の側面が強かったので、楽しく対戦できたという点では良かったと思っています。
リクエストいただいた全てのポケモンを活躍させる仕組み作りがなかった
10匹から構成を考える時点では、すべてのポケモンを活躍させようと考えていましたが、実際の対戦となるとなかなかそうはいかず、結果的に選出できなかったポケモンもいます。
ここはポイント制の対戦にすることで改善できたかもしれませんが、そこまで頭が回らず、今回リクエストいただいた方には申し訳ないと思っています。
ただし、「選出誘導」まで考慮すると、リクエストいただいた全てのポケモンが活躍していたんじゃないかと筆者は思っています。
終わりに
ということで、イベント考察編でした。
上記の反省を踏まえ、「リクエストを集めるのが大変だった」「リクエストに偏りがあった」という点を解消するため、ドラフトツールを作成しました。
#ポケモン剣盾 のドラフトができる簡易なアプリをつくってみたので進捗報告。
— Reo@YARDS (@reoasxdtmgt) 2022年2月2日
誰かが画面共有 or 配信して使用する前提のやつです。 pic.twitter.com/goWAERwcN3
上記ツイートは作成途中のものですが、こちらは完成しており、次回のイベントとして「ドラフトパーティー対戦会」を企画しました。
ドラフト編は既に終了したので、もしご興味のある方は以下からご覧ください。
このような感じでちょっとずつアップデートしながらポケモン剣盾もゆるりと楽しんでいこうと思います。
最後になりますが、改めまして、本企画に参加していただいた皆様・リクエストを送っていただいた皆様・環境考察にお付き合いいただいた皆様・配信の視聴者の皆様・ありがとうございました。